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さとえ学園小学校
教諭 山中昭岳
春のこの時期、本校ではあちらこちらでうずくまっている子どもたちを見かけます。
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みんな四つ葉のクローバーを探しています。「四つ葉のクローバーみつけ」は、1年生の生活科の中で「みる技」をゲットするために本校児童全員が通ってきた道です。
そのため、この時期の1年生の活動の様子を見て、先輩である2年生以上の子どもたちもいっしょになって四つ葉のクローバーを探し始めます。なかには、四つ葉のクローバーを瞬時に見つけることができる強者もいて、みんなのあこがれの存在として、その子のまわりには教えを請おうとして人だかりができることもあります。
おそらくどの学校にもシロツメクサの群生があるはずです。校庭の探検の中に「四つ葉のクローバーみつけ」を入れてみてはどうでしょうか。
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校庭探検において、まずはモノやコトを見つける活動をするとよいでしょう。さらに発展として、「四つ葉のクローバーみつけ」を加えることで、子どもたちは先の探検では見えなかったものを見つけてきます。
例えば、シロツメクサがたくさんあるところの場所を知ることで他の植生への興味が湧くこと、探していく中で様々な生きものに出会うことなどです。マクロで見がちな学校探検をミクロで見る活動へと変化させることができます。
さらに学校をよく知るための活動がコミュニケーションの機会へと発展します。休み時間にも「四つ葉のクローバーみつけ」に取り組む子どもたちも多く、見つける活動を通して子どもたち同士の自然な関わり合いが生まれ、必然的に異学年交流の機会が増えることとなります。
つづく
プロフィール
![さとえ学園小学校 やまなかせんせい プロフィール画像](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=150x10000:format=jpg/path/sd819cf17b06836ab/image/i75cd7f1f82ea8392/version/1646639513/%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%88%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1-%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%9B%E3%81%84-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%94%BB%E5%83%8F.jpg)
さとえ学園小学校
教諭 山中昭岳
なぜ、小学校の先生に?
給食、遠足、修学旅行。楽しく、変化いっぱいの毎日が過ごせ、誰よりも一番近くで子どもたちの成長する姿をみることができるから。
my belief
先生は子どもたちにとって空気のような存在